海外FX【スプレッド比較】厳選10社のスプレッドを徹底比較/最狭業者を決める
スプレッドの設定値は業者によって異なります。
多数存在する海外FX業者を厳選した上でスプレッドを比較し、為替通貨ペアのスプレッドが狭い業者をまとめました。
【狭いスプレッド設定の海外FX業者】を知りたいトレーダーの方に読んでいただきたい記事です。
海外FXでスプレッドの設定値を重視すべき理由
スプレッドの設定値は、海外FXでトレードする上で考慮すべき非常に重要な要素です。
この項では、スプレッドを重要視する理由を記載しています。
理由は大きく3つあります。
①収支に直結
②業者によって差が大きい
③トレードの判断にも影響
次項から、それぞれの理由について補足します。
①スプレッドは収支に直結
取引コストは、トレードにおいて非常に重要な要素です。
スプレッドは、トレードする度に発生する必要経費のようなものです。
スプレッドの差はトレード毎に積み上がり、ひいては収支に直結します。
『スプレッドが狭いこと』は、トレードスタイルに関わらず全てのトレーダーにとって、メリットがあります。
取引コストが安い業者を選択することは、勝ち続ける為には必須の要素です。
②スプレッド設定値は業者によって差がある
スプレッドは目に見えてわかりやすい数値であり、各社で差が出るポイントです。
使う業者を選定する際に、選び甲斐のあるポイントである、とも言えます。
海外FX業者の企業としての利益の大部分は、スプレッドで賄われています。
自社利益を削って、スプレッドを狭くする業者も、多数存在します。
この施策がとれる業者は、利用トレーダーの絶対値も必要ですし、企業としての資金力も必要です。
優良業者ほど、狭いスプレッドを提供し、利用トレーダーが増え、さらに取引環境が整えられる、という良い循環を生んでます。
スプレッドが狭い業者を使えば、トレードする度に、スプレッドが狭いことによる恩恵を受け続けられます。
③スプレッドの数値はトレードの判断にも影響
スプレッドが狭いことは、トレードの判断にも良い影響をもたらします。
エントリー、利確、損切を裁量で行う際の判断力が向上します。
【『スプレッドが広い』と自分が感じている業者】を利用していると、一度のトレードの重みが増してしまいます。
スプレッドを比較、検討し【スプレッドの設定値に自分が納得している業者】を使うことは、トレードの判断力の向上に繋がります。
海外FX業者全10社のスプレッドを比較
取引コストは「約定方式がSTP方式/ECN方式のどちらなのか」によって異なります。
どちらも透明性の高いNDD方式ですが、STP方式は【スプレッド】のみが取引コスト、ECN方式は【スプレッド+取引手数料】が取引コストとなります。
「STP方式、ECN方式って何?」というトレーダーの方は、こちらの記事をご一読ください。
本記事では、【ECN方式ではない口座】のスプレッドについてのみ、比較しています。
公式サイト上で、NDD方式やSTP方式だと明言されていない業者も含んでいます。
ECN方式の口座のスプレッド、および取引コストについては、こちらの記事内で比較しています。
「ECN口座でトレードをしたい」というトレーダーの方は、ご一読ください。
本記事では【ECN口座以外の口座】での【主要通貨ペア】【クロス円】【ドルストレート】【マイナー通貨】のスプレッドについて、全9社の比較を行いました。
知名度、人気、利用者数から以下の海外FX業者9社を選出し、比較対象としています。
XM
AXIORY
TitanFX
LANDFX
Exness
HFM(旧HotForex)
IS6FX
iFOREX
FXGT
また、全社スプレッド変動制をとっているので、市場のボラティリティ、時間帯等によって変動します。
主要通貨ペアのスプレッド比較
世界で取引量の多い通貨ペアベスト3は『EUR/USD,USD/JPY,GBP/USD』の通貨ペアです。
この3つの通貨ペアについて比較しました。
▼主要通貨ペアのスプレッド
業者名 | EUR/USD | USD/JPY | GBP/USD |
XM | 1.8 pips (スタンダード口座) 0.8pips (KIWAMI極口座) |
1.8 pips (スタンダード口座) 0.9pips (KIWAMI極口座) |
2.2 pips (スタンダード口座) 1.0pips (KIWAMI極口座) |
AXIORY | 1.2 pips | 1.3 pips | 1.6 pips |
TitanFX | 1.2 pips | 1.33 pips | 1.57 pips |
LANDFX | 0.8 pips | 0.8 pips | 1.4 pips |
Exness | 1.0 pips (スタンダード口座) 0.6 pips (プロ口座) |
1.1 pips (スタンダード口座) 0.7 pips (プロ口座) |
1.5 pips (スタンダード口座) 0.9 pips (プロ口座) |
HFM | 1.2 pips | 1.7 pips | 1.7 pips |
IS6FX | 1.9 pips | 1.9 pips | 2.4 pips |
iFOREX | 0.9 pips | 0.9 pips | 1.5 pips |
FXGT | 1.6 pips | 1.6 pips | 1.9 pips |
Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座が抜けて優秀な数値です。
以降は
LANDFX>iFOREX>Exnessスタンダード口座>AXIORY=TitanFX
という順の設定値となっています。
クロス円通貨ペアのスプレッド比較
JPYを含んだ通貨ペアを『クロス円』の通貨ペアと呼びます。
我々日本人にとっては、馴染み深い通貨ペアです。
クロス円についても、代表的な通貨ペア3種類について比較しました。
▼クロス円通貨のスプレッド
業者名 | GBP/JPY | EUR/JPY | AUD/JPY |
XM | 3.6 pips (スタンダード口座) 1.8 pips (KIWAMI極口座) |
2.3 pips (スタンダード口座) 1.3 pips (KIWAMI極口座) |
3.3 pips (スタンダード口座) 1.4 pips (KIWAMI極口座) |
AXIORY | 1.9 pips | 1.3 pips | 1.8 pips |
TitanFX | 2.45 pips | 1.74 pips | 2.12 pips |
LANDFX | 1.5 pips | 1.2 pips | 1.8 pips |
Exness | 2.0 pips (スタンダード口座) 1.3 pips (プロ口座) |
1.9 pips (スタンダード口座) 1.2 pips (プロ口座) |
2.1 pips (スタンダード口座) 1.3 pips (プロ口座) |
HFM | 2.9 pips | 1.6 pips | 2.3 pips |
IS6FX | 3.1 pips | 2.3 pips | 2.9 pips |
iFOREX | 2.5 pips | 1.2 pips | 3.0 pips |
FXGT | 3.5 pips | 2.2 pips | 3.0 pips |
ここでも、最優秀設定値はExnessのプロ口座、僅差でXMのKIWAMI極口座です。
以降は
LANDFX>AXIORY>Exnessスタンダード口座>TitanFX
という順で優秀です。
ドルストレート通貨ペアのスプレッド比較
USDを含んだ通貨ペアを『ドルストレート』の通貨ペアと呼びます。
世界中のトレーダーに取引されている通貨ペアです。
ドルストレートの通貨ペアについても、代表的な通貨ペア3種類について、比較しました。
▼ドルストレート通貨ペアのスプレッド
業者名 | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD |
XM | 1.9 pips (スタンダード口座) 0.9 pips (KIWAMI極口座) |
2.7 pips (スタンダード口座) 1.2 pips (KIWAMI極口座) |
2.2 pips (スタンダード口座) 1.4 pips (KIWAMI極口座) |
AXIORY | 1.5 pips | 1.8 pips | 1.8 pips |
TitanFX | 1.52 pips | 1.86 pips | 1.55 pips |
LANDFX | 1.2 pips | 1.8 pips | 1.4 pips |
Exness | 1.5 pips (スタンダード口座) 0.9 pips (プロ口座) |
2.0 pips (スタンダード口座) 1.2 pips (プロ口座) |
2.2 pips (スタンダード口座) 1.4 pips (プロ口座) |
HFM | 1.5 pips | 1.9 pips | 1.8 pips |
IS6FX | 2.0 pips | 2.7 pips | 2.1 pips |
iFOREX | 1.0 pips | 2.2 pips | 2.0 pips |
FXGT | 1.8 pips | 2.7 pips | 2.3 pips |
ここでも、最優秀はExnessのプロ口座、僅差でXMのKIWAMI極口座です。
以降は
LANDFX>TitanFX>AXIORY>Exnessスタンダード口座>iFOREX
という順で優秀です。
マイナー通貨ペアのスプレッド比較
マイナー通貨ペアはUSDを含まない、EUR、GBP、CHF、AUD、CAD、NZD通貨で構成される通貨ペアを指します。
3つの通貨ペアについて、以下の表にまとめました。
▼マイナー通貨のスプレッド
業者名 | EUR/GBP | EUR/AUD | AUD/NZD |
XM | 2.0 pips (スタンダード口座) 1.3 pips (KIWAMI極口座) |
3.0 pips (スタンダード口座) 1.7 pips (KIWAMI極口座) |
4.0 pips (スタンダード口座) 1.9 pips (KIWAMI極口座) |
AXIORY | 1.2 pips | 1.9 pips | 2.4 pips |
TitanFX | 1.53 pips | 2.75 pips | 3.03 pips |
LANDFX | 1.8 pips | 2.0 pips | 2.4 pips |
Exness | 1.6 pips (スタンダード口座) 1.0 pips (プロ口座) |
2.3 pips (スタンダード口座) 1.4 pips (プロ口座) |
2.3 pips (スタンダード口座) 1.4 pips (プロ口座) |
HFM | 1.5 pips | 3.4 pips | 3.9 pips |
IS6FX | 2.0 pips | 3.4 pips | 3.4 pips |
iFOREX | 2.0 pips | 2.8 pips | 3.2 pips |
FXGT | 1.9 pips | 3.2 pips | 3.6 pips |
Exnessのプロ口座が最も狭い数値です。
次点でXMのKIWAMI極口座が狭い設定値となっています。
以降は
AXIORY>LANDFX>Exnessスタンダード口座>TitanFX
という順で優秀です。
スプレッドが狭い海外FX業者TOP5
前項で比較した【主要通貨ペア/クロス円/ドルストレート/マイナー通貨】の全ての通貨を合算して、通貨ペア数で割り、全社の平均スプレッドを算出し、格付けを行いました。
上位社と平均スプレッドは以下の通りです。
▼平均スプレッドが狭い海外FX業者一覧
順位 | 業者名 | 平均スプレッド |
1位 | Exness プロ口座 |
1.1083 pips |
2位 | XM KIWAMI極口座 |
1.3166 pips |
3位 | LANDFX | 1.475 pips |
4位 | AXIORY | 1.6417 pips |
5位 | Exness スタンダード口座 |
1.7917 pips |
6位 | TitanFX | 1.8875 pips |
スプレッド最狭業者は Exness です。
XMのKIWAMI極口座が2位という結果です。
TOP5は、Exness、XM、LANDFX、AXIORY、TitanFXです。
海外FXスプレッド最狭/Exness
Exnessのプロ口座とスタンダード口座
ExnessのSTP方式の口座は『プロ口座』『スタンダード口座』という名称です。
特徴を下の表にまとめました。
口座名 | プロ口座 | スタンダード口座 |
最大レバレッジ | 2000倍 | 2000倍 |
ロスカット水準 | 0% | 0% |
為替通貨ペア種類 | 107種類 | 107種類 |
最低入金額 | 1000ドル | 1ドル |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
運営開始 | 2008年 | |
ライセンス | FCAライセンス,CySECライセンス,FSAライセンス,FSCAライセンス |
Exnessの『プロ口座』が、最狭スプレッド口座です。
2位以下に大差を付け、全通貨で圧倒的に優良な設定値となっています。
Exnessの『スタンダード口座』は、主要通貨ペア、ドルストレートでは優良な値ですが、クロス円だけ弱い設定値となっており、全体では5位です。
口座性能は、最大レバレッジ2,000倍、ロスカット水準0%となっており、スプレッド以外の基本口座性能もNo1です。
Exnessの寸評
Exness は、運営歴10年以上を誇り、運営母体はイギリスのFCAライセンス、キプロスのCySECライセンスという非常に信頼性の高いライセンスを保有しています。
日本に再進出してきたのは2020年なので、認知度はまだまだですが、爆発的な速さで日本人トレーダーの利用者を増やしています。
Exness のプロ口座は、利用条件として【初回入金額10万円以上】という縛りがありますが、他社のVIP口座と比較すると、利用する為のハードルは低いです。
Exness のスタンダード口座も、総じてスプレッド設定は優良です。
特に、主要通貨ペアは非常に優秀な設定値となっています。
スタンダード口座は、1ドルから入金可能となっており、超少額から Exness のトレーディング環境を試すことができます。
Exness では、公式サイト上でリアルタイムスプレッドの確認ができません。
『公表値通りのスプレッドではないのではないか?』と訝しむ方も居ると思われます。
スタンダード口座、プロ口座のリアル口座にて、リアルスプレッドをキャプチャしました。
2021年3月25日AM2時頃のスプレッドです。
↑Exnessスタンダード口座リアルスプレッド
↑Exnessプロ口座リアルスプレッド
上の画像の通り、どちらの口座もほぼ公表値通りのスプレッドです。
Exness は、サーバーも安定しており、平均スプレッドから大きく乖離することはほとんどありません。
しかしながら、一般的な海外FX業者と同様、早朝はスプレッドが広がります。
『スプレッドが最も狭い海外FX業者』というだけでも利用価値はありますが、Exness は、スプレッド以外の取引環境もとにかく優秀です。
ベースとなるレバレッジは2000倍であり、強制ロスカットレベルは証拠金維持率0%に設定されています。
投資商品数も為替だけで107種類と、他社の倍以上の種類が取引できます。
ゴールド、仮想通貨、株価指数、株式CFDのスワップポイントが0である点も、他社にはない特徴です。
最も狭いスプレッドに加えて、他社に無いストロングポイントを複数有しているブローカーです。
Exness公式サイトを確認する
海外FXスプレッドの狭さ2位/XM
XMのStandard口座とKIWAMI極口座
XMにはSTP方式の口座として、『Standard口座』『Micro口座』『KIWAMI極口座』の3種類があります。
ベースとなるStandard口座とKIWAMI極口座のスペックを表にまとめました。
口座名 | スタンダード座 | KIWAMI極口座 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
為替通貨ペア種類 | 55種類 | 55種類 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
運営開始 | 2009年 | |
ライセンス | FCAライセンス,CySECライセンス,ASICライセンス,IFSCライセンス FSAライセンス,FSCライセンス |
2022年10月に新設された『KIWAMI極口座』が非常に狭いスプレッド設定となっており、2位にランクインしました。
Exnessの『プロ口座』が、2020年以降は圧倒的に1位の座に君臨していましたが、僅差での2位となっています。
口座性能は、最大レバレッジ1,000倍、ロスカット水準20%となっており、スプレッド以外の基本口座性能も優秀です。
XMの寸評
XM は2009年から運営されており、運営歴による信頼性、ライセンスによる信頼性の高さは申し分ありません。
日本人トレーダーへの認知度、利用者数においてもここ数年ずっとNo1の位置に君臨してきました。
しかし、Exness が2020年に日本市場に進出してきて以来、Exness に大きくシェアを奪われきていました。
この流れを止めるべく2022年10月に新設された口座タイプが『KIWAMI極口座』です。
長年に渡り、「XMは優良ブローカーだけど、スプレッドが広すぎるから・・・」とXMの最大の弱みとして指摘され続けてきたスプレッドを大きく狭めてきました。
先述したように XM のKIWAMI極口座のスプレッド設定は、Exness のプロ口座に迫る設定値であり、他の海外FX業者よりも狭い設定値となっています。
加えて、KIWAMI極口座の強みは低スプレッドだけではなく、主要な通貨ペア、ゴールド、シルバー、仮想通貨のトレードにおいて、スワップが発生しない『スワップフリー』となっています。
『低スプレッド+スワップフリー』で入出金関連で問題の無い、長年運営されてきた信頼性の高いXMでトレードできるKIWAMI極口座は強いです。
KIWAMI極口座の弱みは【口座開設ボーナス以外のボーナスが利用できない】点です。
スキャルピングトレーダー、スイングトレーダーの両方のニーズを満たせる口座であり、日本市場でNo1ブローカーとして君臨してきたXMの渾身の口座スペックとなっています。
元々定評のあるXMの高い約定力の元で、この狭いスプレッドでトレードでき、マイナススワップが発生しないメリットがあるKIWAMI極口座の取引環境は、多くのトレーダーにとって利用価値が高いです。
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海外FXスプレッドの狭さ3位/LANDFX
LANDFXのStandard口座
LANDFX のSTP口座は『Standard口座』という名称です。
特徴を表にまとめました。
口座名 | Standard口座 |
最大レバレッジ | 無制限 |
ロスカット水準 | 0% |
為替通貨ペア種類 | 67種類 |
最低入金額 | 10,000円 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
運営開始 | 2013年 |
ライセンス | FSAライセンス |
スプレッド設定平均値が3番目に低かったのがLANDFXです。
3位以降は僅差ですが、LANDFXは頭一つ抜けています。
弱い通貨ペアが無く、総じて優良なスプレッド設定です。
特に、主要通貨ペアのスプレッドの狭さは優秀です。
基本口座スペックも非常に優秀です。
LANDFXの寸評
LANDFXは2013年から運営されており、運営歴的には海外FX業者として中堅の域に達しています。
企業として【トレーディング環境の整備】に注力しており、2020年World Trading Award にて『Best Trading Platform賞』を受賞しています。
結果として、スプレッド設定平均値が3位になっています。
主要通貨ペア、ドルストレート通貨のスプレッドが特に狭く、トレーダー優位なトレーディング環境です。
LANDFXのサービス内容は、2022年3月にリニューアルされました。
以前は、最大レバレッジ500倍、ロスカット水準30%という口座スペックでしたが、リニューアルにより最大レバレッジ無制限、ロスカット水準0%という口座スペックに改善されました。
リニューアルに伴い入金100%ボーナスの提供は廃止されましたが、『口座スペック/低スプレッドの取引環境』の2点については大幅に改善されています。
LANDFXでは、株価指数や、貴金属のトレードもできますが、為替のトレード環境が抜群に優秀です。
為替がメインのトレーダーの方にとって、LANDFXの取引環境は、非常に利用価値が高いです。
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海外FXスプレッドの狭さ4位/AXIORY
AXIORYのスタンダード口座
AXIORY のSTP口座は『スタンダード口座』という名称です。
特徴を表にまとめました。
口座名 | スタンダード口座 |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% |
為替通貨ペア種類 | 61種類 |
最低入金額 | 5,000円 |
プラットフォーム | MT4/cTrader |
運営開始 | 2011年 |
ライセンス | IFSCライセンス |
AXIORYのスプレッド設定値は、通貨ペアによる強弱がほとんどありません。
総じて優良値となっており、全体4位の狭さです。
口座性能は、最大レバレッジの400倍という数値は他社と比較すると低い数値です。
また、『cTrader』という新しいプラットフォームが使える点はAXIORYだけの特徴です。
AXIORYの寸評
AXIORYは、2011年から運営されており『スプレッド設定が狭い業者』という立ち位置を既に築いている海外FX業者です。
多くのスキャルピングトレーダーに利用されています。
ECN口座のナノスプレッド口座の取引環境も非常に優秀ですが、スタンダード口座のスプレッド設定も決して悪くありません。
AXIORY の強みは、透明性の高さと、実質信託保全の資金管理体系です。
NDD方式は公式サイト上で明言されており、リアルタイムスプレッドや、約定率なども公式サイト上で開示されています。
ストップ狩りなど、トレーダーにとって不利な値動きや約定の不透明さは、AXIORY ではあり得ません。
また、日本人トレーダーに対しても、実質信託保全の旨を公言している唯一のブローカーです。
狭いスプレッドに加えて、高い透明性と信託保全を求めるトレーダーにとっては、AXIORY の利用価値は高いです。
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海外FXスプレッドの狭さ5位/TitanFX
TitanFXのZeroスタンダード口座
TitanFXのSTP口座は『Zeroスタンダード口座』という名称です。
特徴を表にまとめました。
口座名 | Zeroスタンダード口座 |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
為替通貨ペア種類 | 60種類 |
最低入金額 | 2万円 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
運営開始 | 2014年 |
ライセンス | VFSC証券ディーラーライセンス |
TitanFXのスプレッド設定値は、クロス円の通貨ペアの設定値が弱いです。
他の通貨ペアに関しては、上位業者と拮抗していますが、クロス円の設定値が平均値を押し上げ、全体では6位となっています。
口座性能は、突出して良い点はありませんが、悪い点もありません。
TitanFXの寸評
TitanFXは2014年から運営されており、AXIORYと同様『スプレッドの狭い業者』としての知名度を獲得しています。
TitanFXは、ドルストレート通貨ペアのスプレッド設定値が際立って優秀です。
TitanFX の強みは約定力と、レバレッジ制限が無い点です。
TitanFX は、インフラの整備に注力しており、「Zero Pointテクノロジー」と名付けられ、多くのスキャルピングトレーダーに既に利用されています
また、リクイディティプロバイダー情報も開示されています。
狭いスプレッドに加えて高い約定力を備えているTitanFXは、多くのスキャルピングトレーダーに利用されています。
他社に無い特徴として、アカウント内残高や保有ロット数に依るレバレッジ制限が無い、という点が挙げられます。
レバレッジ制限を受けずに、大きなロットを取引したいトレーダーにとって、TitanFX は利用価値が高いです。
また、TitanFX 以外の業者では、貴金属、原油、株価指数などの投資商品では、最大レバレッジが100倍以下に引き下げられたりしますが、TitanFX では、これらの投資商品も最大レバレッジ500倍でトレード可能です。(株式CFDのみ最大レバレッジ20倍)
残高、ロット数、投資商品種類に依らず、最大レバレッジ500倍でトレードできるのは、TitanFXのみが持つメリットです。
TitanFX公式サイトを確認する
その他の業者について
iFOREXは、スプレッド設定値が概ね優良ですが『スキャルピング不可』と明言しているブローカーです。
デイトレーダー、スイングトレーダーの方であれば、利用価値は高いです。
業者としての信頼性を求めるトレーダーの方は利用を検討しても良いと思いますが、『スプレッドが狭い業者を使いたい』というトレーダーの方は、別の業者を利用すべきです。
海外FX業者スプレッド比較・まとめ
本記事では【スプレッド】のみに焦点をあて、TOP5を選出してみました。
上位業者の特徴を簡単にまとめます。
Exness⇒スプレッド最狭/ベースとなるトレーディング環境最良
XM⇒スプレッドの狭さ2位/スワップフリー
LANDFX⇒ドルストレート通貨のスプレッドが優秀
AXIORY⇒透明性/信託保全
TitanFX⇒高い約定力/レバレッジ制限なし
使う業者を選別する際は、入出金手段、投資商品数、約定力など、他の要素も加味し、総合的に判断する必要があります。
上記6社について、より詳細な情報を別の記事にまとめました。
▼Exness⇒スプレッド最狭・ベースとなるトレーディング環境最良
Exness公式サイト
▼XM⇒KIWAMI極口座が強い・スワップフリー
XM公式サイト
▼LANDFX⇒ドルストレート通貨のスプレッドが優秀
LANDFX公式サイト
▼AXIORY⇒透明性・信託保全
AXIORY公式サイト
▼TitanFX⇒高い約定力・レバレッジ制限なし
TitanFX公式サイト
あなたのアンテナに引っ掛かった業者がありましたら、本記事と併せてご一読いただけますと幸いです。
リアルタイムスプレッドが確認できる海外FX業者
AXIORY,LANDFX,TitanFX,iFOREX,XM の5社は、市場が開いている時間であれば、実際に変動する【リアルタイムスプレッド】を公式サイト上で確認できます。
AXIORY,LANDFX は、全ての通貨ペアについて開示されています。
その他の業者は、全てというわけではありませんが、開示されていない業者と比較すると、企業としての透明性は高いです。
より正確な数値、変動幅等を事前に確認しておきたい、というトレーダーの方は、実際のスプレッドをあなた自身の目で確認してみてください。
▼AXIORY
AXIORY公式サイト
▼LANDFX
LANDFX公式サイト
▼TitanFX
TitanFX公式サイト
▼iFOREX
トップページから『ライブレート』に遷移すれば、全ての投資商品のスプレッドが確認できます。
ただし、『スプレッド』という欄は無いので[買い価格ー売り価格]で算出する必要があります。
iFOREX公式サイト
▼XM
XM公式サイト
この記事では、STP方式のスプレッドについてまとめました。
スプレッド設定は、業者によって大きく異なることがわかっていただけたと思います。
また、通貨ペアによってもスプレッド設定の優劣が異なります。
あなたのトレードスタイル、トレード頻度の高い通貨ペアを鑑みて、あなたが最も勝ちやすい業者を選択し、利益を積み上げていただきたいです。
本記事は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
wp-svg-icons icon="quill" wrap="i"] 海外FX【スキャルピング】に最適な業者【取引条件/スプレッド比較】
海外FX【ゴールドの取引】に最適な業者【取引条件比較】 海外FX【原油の取引】に最適な業者【取引条件比較】 海外FX【株価指数/株式CFDの取引】に最適な業者【日経225取引条件比較】 海外FX【仮想通貨の取引】に最適な業者【仮想通貨取引条件比較】