【AXIORYの口座タイプ】ナノスプレッド口座とスタンダード口座の違い
AXIORYでは、2つの口座タイプが提供されています。
それぞれの特徴と、各口座毎の違いについてまとめました。
AXIORYの利用を検討中で、口座タイプで迷われているトレーダーの方に読んで欲しい記事です。
AXIORY公式サイトを別ウィンドウで開く
※当サイト内のリンクは全て別ウィンドウで開くようになっています。
本記事と公式サイトの情報を併せて参照していただくと、より正確な情報が把握できます。
AXIORYの口座タイプ
AXIORYの2つの口座タイプの名称は『スタンダード口座』と『ナノスプレッド口座』です。
2つの口座タイプについて、一覧できる表にまとめました。
スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 |
約定方式 | STP方式 | ECN方式 |
取引手数料 | なし | 片道3ドル |
ゼロカット保証 | 適用 | 適用 |
両建て | 可 | 可 |
スキャルピング | 可 | 可 |
最小発注 | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大発注 | 1000ロット | 1000ロット |
最大保有ポジション数 | 無制限 | 無制限 |
口座通貨 | JPY,USD,EUR | JPY,USD,EUR |
プラットフォーム | MT4,cTrader | MT4,cTrader |
デモ口座 | 有 | 有 |
ナノスプレッド口座とスタンダード口座の違い
2つの口座の異なる点は【約定方式】です。
スタンダード口座はSTP方式、ナノスプレッド口座はECN方式で約定します。
どちらもディーリングデスクを介さないNDD方式です。
DD(ディーリングデスク)方式とNDD(ノンディーリングデスク)方式の違いについては、別の記事でまとめています。
STP方式とECN方式は以下のような特徴があります。
『Straight Through Processing』の略
インターバンク市場に参加している複数のLP(リクイディティープロバイダー)から、レートの提示を受け、投資家にとって一番有利な価格で約定させる方式。
FX業者は、一番有利なレートを採用した上で、自社が設定した手数料を「スプレッド」として徴収します。
※LPとは⇒証券会社や金融機関のこと
『Electronic Communications Network』の略
トレーダーの注文をインターバンクに流して自動的に約定させる方式
FX業者はマッチング分の取引手数料を徴収します。
両口座共にNDD方式なので、透明性は高いです。
現実的なところの違いはECN方式では【取引手数料が発生すること】です。
取引毎の手数料は、各社で異なりますが、AXIORYのナノスプレッド口座では、片道3ドル、往復で6ドルの手数料がかかります。
ECN口座のトータルコストは、【変動スプレッド+取引手数料】となります。
取引手数料は【1ロットあたり往復6ドル】で固定です。
この手数料は『為替通貨ペア+ゴールド・シルバー』の取引時のみ発生します。
エネルギー、株価指数、株式CFDの取引には発生しません。
この設定値は他社と比較しても、優秀な値です。
例として、XM Trading のECN方式のゼロ口座の場合は往復10ドルの手数料が徴求されます。
口座の共通点
約定方式以外には、口座タイプによる違いはありません。
他社と比較して際立つ点は、両口座共にベースとなるスプレッド設定が狭い点です。
スワップポイントに関しては、両口座共通です。
また、最大発注ロット数が1000ロット、保有ポジションの最大値が無制限という点も特徴的です。
ただし、アカウント内残高が「$100,001~$200,000で最大レバレッジ300倍」「$200,001以上で最大レバレッジ200倍」のレバレッジ制限がかかります。
プラットフォームの違い
AXIORYの口座の大きな特徴として、MT4に加えてcTrader の利用が可能である、という点が挙げられます。
取引プラットフォームが利用可能な業者は、世界的にみても20社ほどしかありません。
AXIORY は希少な存在です。
- ECN口座での使用が前提なので、透明性がとにかく高い
- スキャルピングトレーダー向けなので、処理が早い
- 板情報が見られる
- 複数ポジションの一括決済ができる
- アカウント内残高の損益グラフが見られる
ただし、cTrader だと、AXIORYでは株式CFDの取引ができません。
また、MT4対応のインジケータ類は動かすことができません。
上記のデメリットを許容できるスキャルピングトレーダーの方は利用を検討しても良いと思います。
スタンダード口座とナノスプレッド口座のスプレッド比較
為替のスプレッド
スタンダード口座とナノスプレッド口座の主要通貨ペアのスプレッドは以下のようになっています。
通貨ペア | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
USD/JPY | 1.3 pips | 0.3 pips |
EUR/USD | 1.2 pips | 0.2 pips |
GBP/USD | 1.6 pips | 0.6 pips |
AUD/USD | 1.5 pips | 0.6 pips |
EUR/JPY | 1.7 pips | 0.7 pips |
GBP/JPY | 2.4 pips | 1.4 pips |
ナノスプレッド口座の手数料往復6ドルを、約0.6pips と換算して比較しても、ナノスプレッド口座の方がスプレッドは狭くなります。
上のスプレッド表は、平均値を記載していますが、AXIORY公式サイト上で、市場が開いている時間であれば、実際のリアルタイムスプレッドが確認できます。
AXORY は、定期的なサーバーメンテナンスとエンジニアの方が常駐していることもあり、スプレッドは安定している印象ですが、是非ご自身の目で、実際のスプレッドを確認してみてください。
AXIORY公式サイトトップページ
※公式サイトトップページ画面を下にスクロールすれば主要通貨ペアのリアルタイムスプレッドが確認できます。
また、公式サイトトップページ⇒取扱商品/FX に遷移すれば、全ての通貨ペアのリアルタイムスプレッドが確認できます。
為替以外の投資商品のスプレッド
AXIORYでは、為替以外にも『株式CFD/株価指数CFD/エネルギーCED/貴金属CFD』の取引が可能です。
先述したとおり、ナノスプレッド口座の取引手数料は【為替・金・銀以外】の取引時は発生しません。
為替以外の投資商品は、スプレッドが共通の商品も多いです。
上記の通りであり、株価指数の取引時のみ、ナノスプレッド口座の方が優位性があります。
為替と同様、全ての投資商品のリアルタイムスプレッドが公式サイトにて確認できます。
AXIORY公式サイト
※公式サイトトップページ⇒⇒取扱商品⇒各投資商品 に遷移すれば、全ての投資商品のリアルタイムスプレッドが確認できます。
あなたが選択すべきAXIORYの口座タイプは?
あなたが選択すべきAXIORYの口座タイプはどちらでしょうか?
AXIORYは公式サイト上で、『デイ~スイングトレーダー/EA利用』にスタンダード口座を、『スキャルピングトレーダー』にナノスプレッド口座を推奨しています。
↑AXIORY公式サイトより
為替・金・銀の取引時の取引コストはナノスプレッド口座の方が優れています。
ECN口座は、仕組み上、約定拒否やリクオートは起こり得ませんが、スリッページは発生する可能性はあります。
しかしながら、透明性という点では完全に担保されているので、取引コストの安さを鑑みても、大きなロット数をトレードする方や、超短期売買をするトレーダーの方には利用価値は高いです。
利用者数自体は、スタンダード口座を使うトレーダーの方が多いです。
口座タイプの追加は後からでも可能です。
最初は、スタンダード口座からAXIORYのトレーディング環境を試し、必要に応じてナノスプレッド口座や、cTrader の口座を追加していく、というのが王道です。
AXIORYの低スプレッド、強い約定力、安定したサーバーは、非常にトレーダー優位なトレーディング環境です。
【勝てるようになってきたトレーダーの方】【透明で安定した取引環境を求めるトレーダーの方】【信託保全の業者を使いたいトレーダーの方】にとって、AXIORYは非常に利用価値の高いブローカーです。
『狭いスプレッド設定』を最も有効活用できるスキャルピングトレーダーの方にとっても、もちろん利用価値は高いです。
本記事を、AXIORYでの口座タイプ選択時に参考にしていただければ幸いです。
なお、こちらの記事で口座タイプ以外の詳細情報も記載しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
AXIORY公式サイト