XM(エックスエム)の口座タイプ|4種類の詳細情報【口座追加時の注意点】

XM・口座タイプ詳細情報

 

 

XM Trading(以下XM)では4種類の口座タイプから選択が可能です。

本記事では、4種類の口座タイプの特徴とそれぞれの相違点、選択すべき口座タイプの提唱と注意点をお伝えします。

 

ご自身のトレードスタイルに応じて口座タイプを選択する為の参考にしていただければ幸いです。

 

XM公式サイト口座タイプ詳細ページ

 

※当サイト内のリンクは全て別タブで開くようになっています。
本記事と公式サイトの情報を併せて参照していただくと、より正確な情報が把握できます。

 

 

 

XM/4種類の口座タイプの名称と特徴

XMの口座タイプ名称

 

XM の提供する3種類の口座タイプの名称は『スタンダード口座』『マイクロ口座』『KIWAMI極口座』『XMTradingZero口座』となっています。

 

まずは、4種類の口座タイプの名称とざっくりとした特徴をお伝えします。

 

▼4種類の口座の名称と特徴

スタンダード口座⇒最も利用者が多く、その名の通り基準となるスタンダードな口座

マイクロ口座⇒スタンダード口座とほぼ同じ仕様だが、10通貨から発注可能な初心者向け口座

KIWAMI極口⇒低スプレッド、スワップフリーで取引できるが、ボーナスが利用できない上級者向け口座

XMTradingZero口座⇒ECN方式の為、取引毎に手数料が発生する。入金ボーナスなしの上級者向け口座

 

次項から、各口座タイプについて、詳細なスペックと各口座の違いをお伝えします。

XM公式サイト口座タイプ詳細ページ

 

 

 

XMの各口座タイプの詳細

スタンダード口座

基準となるスタンダード口座は下記のようなスペックとなっています。

 

▼スタンダード口座のスペック

項目 内容
最大レバレッジ 1000倍
ロスカット水準 20%
ゼロカット
ボーナス 全て利用可
約定方式 STP方式
1ロットの単位 10万通貨
最小発注ロット 0.01ロット(1000通貨)
最大発注ロット 50ロット
保有可能ポジション 200ポジション
最低入金額 5ドル
選択可能な通貨 USD, EUR, JPY
取引プラットフォーム MT4・MT5
スプレッド 変動制(最低1pips~)
両建て
EAの使用
スキャルピング
取引可能通貨ペア 55種類
コモディティ 8種類
株価指数 42種類
エネルギー 5種類
貴金属 4種類
仮想通貨 31種類

 

 

最大レバレッジは1000倍、ロスカット水準20%、全てのボーナスが利用可能な口座タイプです。

 

約定方式については公式サイトでは明言されていませんが、【NDD方式のSTP方式】を採用していると推察されます。

約定方式について詳しく知りたい、という方はこの記事をご一読ください。

 

関連記事

【FXの約定方式】DD方式とNDD方式ってなに?【最低限これだけおさえればOK】

 

 

 

マイクロ口座

マイクロ口座のスペックを下の表にまとめました。

スタンダード口座と違う箇所を【赤文字】にしています。

 

▼マイクロ口座のスペック

項目 内容
最大レバレッジ 1000倍
ロスカット水準 20%
ゼロカット
ボーナス 全て利用可
約定方式 STP方式
1ロットの単位 1000通貨
最小発注ロット MT4⇒0.01ロット(10通貨)
MT5⇒0.1ロット(100通貨)
最大発注ロット 100ロット
保有可能ポジション 200ポジション
最低入金額 5ドル
選択可能な通貨 USD, EUR, JPY
取引プラットフォーム MT4・MT5
スプレッド 変動制(最低1pips~)
両建て
EAの使用
スキャルピング
取引可能通貨ペア 55種類
コモディティ 8種類
株価指数 42種類
エネルギー 5種類
貴金属 4種類
仮想通貨 31種類

 

 

発注時の1ロットの単位が1000通貨となっており、最小で10通貨から取引が可能です。

MT5の場合は、最小発注単位が100通貨からになります。

 

最小発注単位以外のスペックはスタンダード口座とほぼ同内容です。

 

 

KIWAMI極口座

KIWAMI極口座のスペックを下の表にまとめした。

スタンダード口座と違う箇所を【赤文字】にしています。

 

▼KIWAMI極口座のスペック

項目 内容
最大レバレッジ 1000倍
ロスカット水準 20%
ゼロカット
ボーナス 口座開設ボーナスのみ利用可
入金ボーナス、ロイヤリティプログラムは対象外
約定方式 STP方式
1ロットの単位 10万通貨
最小発注ロット 0.01ロット(1000通貨)
最大発注ロット 50ロット
保有可能ポジション 200ポジション
最低入金額 5ドル
選択可能な通貨 USD, EUR, JPY
取引プラットフォーム MT4・MT5
スプレッド 変動制(最低0.6pips~)
両建て
EAの使用
スキャルピング
取引可能通貨ペア 55種類
コモディティ 8種類
株価指数 42種類
エネルギー 5種類
貴金属 4種類
仮想通貨 31種類

 

 

2022年11月に新設されたのが『KIWAMI極口座』です。

特徴は【低スプレッド】【スワップフリー】の2点です。

 

後述するZero口座と比較しても、トータル取引コストは低くなっています。

また、主要な通貨ペア、貴金属のスワップが発生しないスワップフリー口座となっています。

 

デメリットとしては、口座開設ボーナス以外のボーナスが利用できません。

ボーナス以外の取引環境を求めるトレーダーの方にとっては、スキャルピングトレーダーにとっても、スイングトレーダーにとっても魅力的な取引環境となっています。

 

スタンダード口座との違いまとめ

スプレッドが狭い
スワップが発生しない投資商品がある
口座開設ボーナス以外のボーナスは利用不可
株価指数、コモディティ、エネルギーのスプレッドはスタンダード口座と共通

 

 

 

XMTradingZero口座

XMTradingZero口座のスペックを下の表にまとめした。

スタンダード口座と違う箇所を【赤文字】にしています。

 

▼Zero口座のスペック

項目 内容
最大レバレッジ 500倍
ロスカット水準 20%
ゼロカット
ボーナス 口座開設ボーナスのみ利用可
入金ボーナス、ロイヤリティプログラムは対象外
約定方式 ECN方式
1ロットの単位 10万通貨
最小発注ロット 0.01ロット(1000通貨)
最大発注ロット 50ロット
保有可能ポジション 200ポジション
最低入金額 5ドル
選択可能な通貨 USD, EUR, JPY
取引プラットフォーム MT4・MT5
スプレッド 変動制(最低0pips~)
別途1ロットあたり往復10ドルの手数料が発生
両建て
EAの使用
スキャルピング
取引可能通貨ペア 54種類
コモディティ 8種類
株価指数 42種類
エネルギー 5種類
貴金属 4種類
仮想通貨 取引不可

 

 

公式サイトに約定方式は明記されていませんが、取引手数料が1ロットあたり往復で10ドル発生するので【NDD方式のECN方式】を採用している口座タイプであると推察されます。

透明性の高いECN口座であることがこのXMTradingゼロ口座の最大の特徴です。

 

スタンダード口座との違いまとめ

最大レバレッジは500倍
入金ボーナス、ロイヤリティプログラム共に利用不可
スプレッドに加えて取引手数料が発生
仮想通貨の取引不可

 

XM公式サイト口座タイプ詳細ページ

 

 

 

XMの口座タイプ選択時の注意点

シンボルが異なる

各口座タイプによって、MT4/MT5上での表示シンボルが異なります。

 

ドル円を例にすると

スタンダード口座⇒USDJPY
マイクロ口座⇒USDJPYmicro
KIWAMI極口座⇒USDJPY#
XMTradingゼロ口座⇒USDJPY.

 

上記のようにマイクロ口座には『micro』が、KIWAMI極口座では『#』が、XMTradingゼロ口座では『.』が付きます。

 

 

休眠口座と維持費

複数口座を作成した後、90日間取引がないと【休眠口座】とみなされます。

休眠口座になった時点で残る全てのボーナス、プロモーションクレジット、XMPが自動的に休眠口座から消失します。

 

休眠口座は毎月 5USDの料金、もしくは残高が 5USD未満の場合はその残高全額分の料金が差し引かれます。

取引口座の残高がゼロの場合、料金は発生しません。

 

しかし、残高がゼロの取引口座は90日経過後に【凍結】にとなります。

一度凍結された取引口座を再度有効にすることはできません。

 

複数アカウントを作成した場合は、この点に注意が必要です。

 

XM の口座の追加は、マイページから簡単に行うことができます。

『スタンダード口座』から XM を試し、必要に応じて『マイクロ口座』または『XMTradingゼロ口座』の口座タイプを選択していくのが王道です。

XM公式サイト

 

 

 

XMの口座タイプ・まとめ

XMの口座タイプ・まとめ

 

 

各口座タイプについて、選択すべきトレーダータイプをまとめます。

 

マイクロ口座⇒超少額(1万円以内)でトレードしたい、という方はマイクロ口座を選択すべきです。

『稼ぐ為ではなく学ぶ為の口座』というスペックです。

 

KIWAMI極口座⇒低スプレッドで取引したいスキャルピングトレーダー、スワップフリーでトレードしたいスイングトレーダーは、この口座を選択すべきです。

 

XMTradingZero口座⇒透明性の高い取引環境で、主に短期売買(スキャルピング)をしたい、というトレーダーの方はこの口座を選択すべきです。

取引コストはKIWAMI極口座に劣りますが、ECN方式でトレードしたい方はこの口座にしましょう。

ただし、為替以外の商品は金、銀以外はトレードできない点と入金ボーナス、ロイヤリティプログラムは利用できません。

 

スタンダード口座⇒オールラウンドスペックであり、最も利用者の多い口座タイプです。

「マイクロ口座」「KIWAMI極口座」「XMTradingゼロ口座」を利用する理由の無い方は、スタンダード口座を選択すべきです。

 

 

なお、XM では、1アカウントにつき、8口座まで持つことができます。

「迷ってしまう」という方は複数口座を作成し、実際に自分で試した上で長期利用する口座タイプを決めれば良いと思います。

 

 

XM の詳細情報、強み弱みはこちらの記事にまとめてあります。

利用するか否かの判断材料に使っていただけると嬉しいです。

XM公式サイト