【海外FX】兼業トレーダーは専業トレーダーの夢を見るか

青空の元で寝転がっている男性

 

 

専業トレーダーは自由である

【専業トレーダー】という生き物は、とても自由です。

起きる時間も、寝る時間も。食べる物も飲む物も。どこに行くにも、誰と行くにも。

そこには『制約』というものがありません。

 

唯一、「チャートを見る」という行動は必要ですが、それすら一日の始めに「指値・逆指値」をセットして終わり、ということも可能ですし、スイングトレーダーでポジションを引っ張っている時など、チャートを見る必要すらありません。

強制されることがない』というのは、実に晴れやかなものです。

全ての判断が自己責任の投資の世界で、損失も利益も全て数字で示され、その数字がダイレクトに収入になります。透明で正直な世界です。

 

また、自由である、と同時に【孤独】です。

周りに、投資、為替のレート、来週の相場予測、等々を話せる人、分かち合える人は居ません。

そういったことを共感できる、分かり合える、話し合える友人が近くに居るならば、それは大変に幸運なことでしょう。

 

ただ、共通の話題で盛り上がることができても、【相場と向き合っている時】【投資戦略を練っている時】【実際にポジションを持つ判断を下す時】やはり、トレーダーとは孤独なものです。

ですが、専業トレーダーの口座の残高は日々増えていきます。決して悪くありません。

 

 

 

兼業トレーダーは勝てない?

兼業トレーダーは専業トレーダーに比べて、勝ちづらいのは確かです。

チャートを見られる時間は限られますし、日々の仕事を抱えながらだと疲れが溜まってしまったり、集中できなかったり、という事はあるでしょう。

 

しかし、【トレードで勝てなくても、死なない】という安心感、は大きな強みです。

専業トレーダーは、トレードで利益を出せなかった場合、文字通り食べていくことができません。

 

そして、当サイトとしては、圧倒的に【兼業トレード】を推奨します。

他の記事でも繰り返し述べている通り、【投資スキル・FXのスキル】というものは一朝一夕で身に付くものではりません。『FXで勝てる』ようになる為には年単位の時間を要します。

 

他に仕事を持ち、安定した収入を得ながら(これによってメンタルを保ちながら)トレードを行い、着実にスキルを上げた方が良いです。

兼業トレーダーのデメリットは『チャートに張り付けない』ことぐらいです。

逆に張り付けるメリットは突発的な動きにも対応できる、ことぐらいであり、『突発的な動き』を捨てて、指値注文、IFD注文、OCO注文など、事前に発注してトレードするスキルを身に付けてしまえば、十分に対応可能です。

 

そして、メリットは『トレードで利益を上げられなくても生きていける』という安心感と、収入源があることです。

兼業トレーダーのメリットとデメリットを比較した場合、メリットの圧勝と言って良いでしょう。

現在、収入を得られる仕事をしながら【兼業トレーダー】としてトレードを行っている方は、その状況下でFXを続けることをお勧めします。

『兼業トレーダーだから勝てない』というのは言い訳に過ぎません。

兼業の状態で勝てるようになって、やっと専業の道が見えてきます。

 

 

 

兼業トレーダーは専業トレーダーの夢を見るか

現在兼業トレーダーで、いつか専業トレーダーになりたい、と思っている人も多いでしょう。

 

・時間にも、他人にも制約を受けない
・労働では得られない多額の収入

などは大きな魅力でしょう。

【専業トレーダー】の強制されない生活、というものも良いものです。

 

しかし、結果を出せなくなったら食べていけない、『トレーダーで利益をださなければ、トレードをもっとやらなくては、それももっと上手く』という思考になってしまうと、これは既に強迫観念と言えます。強制されてやっているのと変わらない状態になってしまいます。

そうならない為に、どうすれば良いか?

 

・圧倒的自信と結果
・1年間は無収入でも生きていける資金(トレード資金とは別)

この2点は必須です。

 

兼業トレードを続け、最低でも上記2点が揃い、かつ【専業トレーダー】として生きていきたい、とあなたが思うのであれば、自信を持って、専業トレーダーとして生きていく選択をしましょう。

そこには、社会的ステータスはありませんが、悪魔的な収入額があなたを支えてくれます。

 

 

 

専業トレーダーの行く末

専業トレーダーとは、勝ち続ける生き物です。

勝ち続けないと専業トレーダーでは居られません。
しかし、専業トレーダーとして生きていけるほどのスキルを身につけたら、やることは一つだけです。

トレードで勝って、お金を稼ぎましょう

労働では得られない金額が、労働では得られないスピードであなたの口座に流れ込んできます。
勝って、勝って、勝って、勝ちまくって下さい。

 

そして、満足のいく結果を年単位で継続して出せるようになったら、投資の幅を広げてみると良いでしょう。

株、仮想通貨、不動産・・・『投資』にも様々な種類があり、違ったおもしろさ、深さがあります。

そして、ここからは筆者の個人的な想いではありますが、十分稼げるようになったら、社会貢献になるような事業を起こしていただきたいです。

 

利益目的でなく、(お金はトレードで稼げば良いです)あなたが『楽しい・おもしろい』と思えるような分野で、『居心地が良い・分かり合える』ような仲間、あるいはそう思えるような人を雇って、事業・会社を興してみるのも、またあなたの人生に一つの彩を加えてくれるでしょう。

特に、専業トレーダーという生き方は孤独です。

人と、一緒に、何かを、やる、というのは良いものです。

 

もちろん、【人と一緒にやる】のがストレスだから、専業トレーダーになった、という方も居るでしょう。

筆者は【何よりご自身がストレスの無いように生きる】という点を最重要視しています。

ストレスになることをやる必要は全くありません。

 

しかし、3年間、5年間、10年間、専業の投資家として生きてみて、資金や、幸せがあなたの周りにあるのならば、近しい人、周りの人に【そのあなたの余裕】を分け与えていただきたいです。

もしかしたら、『利益は減るかもしれませんが』もっとストレスの無い人生が送れるかもしれません。

 

やや、脱線してしまいましたが、【まず、兼業トレーダーとして、勝てるようになる。勝てるようになったら専業トレーダーになる】という順序が至極真っ当であります。

『専業トレーダーになりたい』と本気で思っている方は、腹を括って、年単位で為替の世界と向き合うという決断をしましょう。

志があれば、道は開けます。

 

 

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