FX・負けている人の割合を本気出して調査してみました

『FXは9割の人は負ける』と言われています。

筆者も始めた頃に、そう聞きました。しかし、本当なのでしょうか?
この数字の出どころはどこなのか?
この割合は真実なのか?

可能な限り調べてみました。

探偵

 

インターネット上で確認できたデータ

・フランス政府がFX業者から聴取したデータ(2009~2012)
・外為白書『外為どっとコム総合研究所 (著)』
・2018年外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査(実態調査)『一般社団法人金融先物取引業協会

調べてみて感じたのですが、まずデータ自体が非常に少ないです。


一つ目のフランスのデータは、外国のデータで、かつ2012年のデータの為、本記事では調査対象としていません。


二つ目の外為どっとコムのデータは、有料書籍のデータの為、引用して良いのかわからなかった為、調査対象外としています。


三つ目の金融先物取引業協会のデータは、無料で、公開済のデータの為、このデータを中心に調べていきます。

 

 

読んでみたが・・・

▼かなりざっくりした概要

■調査対象:1000人
■あなたは現在、外国為替証拠金取引(FX)を行っていますか⇒はい93.4%
■FXの年間取引回数について⇒20回未満42.6%

引用元『2018年外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査

 

資料全体としてはなかなか興味深いデータではあるのですが、


現在も取引をされている方が93.4%ということは、負けて退場された方のデータはほとんどない、ということになります。


また、年間取引回数20回未満の方が4割強、ということはあまりアクティブなトレーダーではない方が4割強含まれたデータ、ということになります。

筆者の求めているデータでは無い・・・。


求めているデータはざっくりですが、ここ10年でFXを始めた方全てに『トータル損益で勝っていますか?』という質問のYESかNOか、程度で良いのですが、取得するのがかなり困難なデータのようです。


その理由としては、一番データを持っているであろうFX業者は『個人トレーダーは9割負けています』などというデータを公表しても、会社として全く得しないデータですし、第三者機関などは、データの取得が非常に難しい(おそらく無償のアンケート形式で取得する形になる為)ので、信頼できるデータがほとんどありません。

 

 

1年間で勝っている人の割合

この『2018年外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査(実態調査)』の中で、1年間の損益でプラス収支の人は60.3%でした。


内訳は

・100万円以上⇒7.5%
・50万~100万⇒7.1%
・20万~50万⇒10.1%
・0~20万⇒35.1%

引用元『2018年外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査』

このデータを元に【3年間勝ち続ける人】を算出すると0.6×0.6×0.6=21.6%になります。
【4年間】だと、12.9%です。


『FXで負けている人の割合は9割である』よりも、『FXで4年間勝ち続けている人の割合は1割である』の方が、筆者の肌感とも一致します。

 

 

非常に内容の薄い調査結果になりましたが

青いチャート


1年間でプラス収支の方が約60%居る、という調査結果が出た点はポジティブに受け止めましょう。


トレーダーは孤独であり、周りに投資をやっている人が一人も居ない、という環境で、ご自身の収支が上がらない状況が続くと『絶対に勝てないルールなのでは?勝っている人なんて実は一人も居ないのでは?』と投資・為替そのものに疑心暗鬼になってしまう時もあると思います。

 

一番簡単な解決法は【実際に勝っているトレーダーと会って話す。

できればトレード損益も見せてもらう】ことなのですが、現実的にはなかなか難しいです。


勝ったり、負けたりするのがFXですから、【少なくとも年単位】での収支を意識しましょう。

一番避けなければいけないのは【余剰資金を全て失い、為替の世界から退場する】ことです。


『資金管理・ロット管理』をしっかりしましょう。

負けている時ほど、ロットを上げてしまいがちですが、これをやると退場します。

真逆で、負けている時ほど、ロットを小さくするべきです。


小さいロットで収支が上げられるようになってから、ロット数を上げていきましょう。

そして、あなたが実際に勝てるようになって【FXは勝てる】という生き証人になっていただきたいです。

 

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