海外FXのメリット/デメリット『国内FXor海外FX』の最終回答
『投資』の枠組みの中で『FX』が持つメリットとデメリットを抽出しました。
さらに『FX』の中で『国内FXと海外FX』を比較し、特徴とメリット、デメリットをまとめました。
準備資金の違いや、海外FXの違法性についても記載しています。
『投資』そのものをやったことのない方、「国内FXは知っているけど、海外FXのことは知らない」という方に読んでいただきたい記事です。
投資の優位性
「投資」というモノをしたことがなく、『今から投資を始めたい』『投資に興味がある』という方はたくさん居ると思います。
世の中には、お金を稼ぐ方法は2つしか存在しません。
「労働でお金を稼ぐ」か、「お金でお金を稼ぐ」か、の2つです。
多くの方は、『労働』でお金を稼ぎます。
厳密には『労働力』と『時間』を売って、それに見合う(とされている)『お金』を対価として得ます。
基本的には『時間』に比例してお金が「確実に」「堅実に」手に入ります。
とても安定します。
人間の脳ミソは【安定】が大好きです。
悪くはありません。
もう一方の「お金でお金を稼ぐ」手段として『投資』があります。
投資はリスクが伴う行為であり、「労働」で得たお金を失う可能性があります。
しかし、「労働」では得られないような「金額」が「労働」ではありえない「早さ」で手に入る可能性もあります。
『投資』には様々な形態があり、短期間で資金を増やす投資先や、長い期間をかけてじっくり資金を増やす投資先があり、目的、準備資金、目標資金等により、その投資先を選ぶ必要があります。
終身雇用が崩れ、かなりの時間が経ち、この先、年金制度がしっかりと機能し続けるか、にも疑問符が付きます。
AIが人から仕事を奪う時代がやってくる、と言われ始めた昨今、「労働」以外に、1つ、自分がお金を稼げる手段を持っておくのは、大変に賢明だと思います。
【会社が倒産して仕事がなくなる可能性】【自分が事故・病気などで今の仕事ができなくなる可能性】【旦那さんがなんらかの事情で収入が得られなくなる可能性】・・・
どれも考えたくない可能性ばかりですが、こういった「お金」にまつわることで、楽観的に「どうせ大丈夫だろう」という思考はとても危険です。
『楽観的であること』は人生を楽しむ上級者の考え方で、大事なことです。
しかし、こと「お金」に関してはそうではいけません。
こういった可能性を頭に入れ、準備をし、保険をかけておくことで、あなたの人生をより豊かで安定的なものにしなければなりません。
また、最初は『労働で貯めたお金』で「投資」を行う方がほとんどだと思います。
正しい知識を身に付け、『投資スキル』をしっかりと磨けば、やがて「投資」はあなたを「労働」から解放してくれるでしょう。
これもまた、投資の大きな魅力であり、ひとつの目的にもなります。
インターネットの発達により「投資」というものが、とても身近で、より一般的なものになりました。
既にお金を持っている者達しか入ることができなかった「投資の世界」に持たざる者も入ることができるようになりました。
間口が大きく広がりました。
死ぬ直前に「貯金」がいかに愚かな選択だったか気付いても遅いのです。
『投資』という世界があり、「労働」とは別のお金を稼ぐ手段があることを知り、実際に『投資』というモノを実践する価値はあります。
『投資』は、多くの可能性、実現性、再現性を秘めています。
投資の種類とFXのメリット/デメリット
代表的な投資先として、以下のような対象があります。
株
不動産
仮想通貨
FX
各投資商品の特徴
株(個別株)
「投資」と聞くとこの「株」を連想する方も多いのではないでしょうか。
至極真っ当な投資先として、「株」は悪い選択肢ではありません。
株には、以下のような傾向があります。
多額の初期投資資金が必要
短期的な利益があげにくい
「株」も様々な投資の仕方がある為、あくまで、筆者の個人的な意見ですが、国内の株式は通常「100株」単位で取引されます。
優良株は1株で5万円以上するものがあり、最小単位の100株でも500万円が必要になります。
信用取引ではレバレッジは【3倍】まで、となっており、やはりそれなりの資金を持っていないと参入すらできません。
また、株は「年利10%」で成功と言われる世界です。
原資が1000万円ほどあれば、良いのですが、やはり『初めての投資』としては高すぎるハードルだといわざるをえません。
株取引は為替取引とルールが似ている部分も多い為、為替で資金を増やし、株へと移行していく、というルートが勝ち組のルートです。
不動産
不動産は「投資」の一つのゴールと言って良いでしょう。
最も安定した利益が見込めます。
大きな特徴は「初期投資額」の大きさ、です。
株式以上の準備資金、多額の資金が求められます。
数千万単位の資金が必要であり、もちろん失敗するリスクもあります。
仮想通貨(暗号資産)
最近は「暗号資産」と呼ばれ始めた仮想通貨も投資先の一つです。
投資商品としての立ち位置は確立しつつあります。
2018年の2月にピークアウトしましたが、一時期はテレビCやCMで聞かない日はないぐらいの勢いがありました。
個人的には今後に期待しています。
仮想通貨には以下のような特徴があります。
値動きがあまりにも「投機的」であること
価格が下落傾向にある為、現物保有に向かないこと
国内仮想通貨業者のレバレッジが4倍になったこと
歴史が浅いこと
ただ、仮想通貨と為替は注文方法や、チャートの見方など、共通項が多いです。
FXで利益を出せるようになった方は、仮想通貨に分散投資する、という選択肢はアリです。
FX/為替
さて、本題のFXです。
FXの特徴は
・初期投資額が少なくて済む
この一点に尽きます。
他の投資先はどれも「初期投資額」「準備資金」が大きすぎます。
スタートラインに立つことすら難しいのです。
スキルを身に付けるまである程度の時間は要しますが、準備資金が100万円以下の場合、『初めての投資』は「FX」一択です。
FXは初期投資額、準備資金が他の投資対象と比較して圧倒的に低額で済みます。
FXを始めると、他の投資対象の情報もキャッチできるようになってきます。
FXをやりながら【投資脳】【メンタル】を鍛え、【資金】が増えてきたら、他の投資対象に分散投資をする、というルートを推奨したいです。
FXのメリット
投資対象として「FX」の持つメリットを挙げていきます。
「投資」の持つメリットも含まれます。
①レバレッジが使える
他の投資商品との最大の違いは、『レバレッジのチカラ』を活用できることです。
国内FXであれば25倍、海外FXであれば1,000倍以上のレバレッジを使用できます。
少資金からでも、大きな利益を生み出せる点は、非常に大きなメリットです。
②準備資金が少なくて良い
①のレバレッジのチカラにより、準備資金が少なくても投資の世界に参入することが可能です。
他の投資商品を比べると、格段に必要資金は少なくて済みます。
③お金が稼げる・増やせる
何よりも、これです。
人が『投資』を始める理由は常に一つです。
つまるところ、【お金を稼ぐ】ためです。
FXはお金を稼ぐことが可能です。
④頭を使い身体は使わない
為替の世界は頭脳を使い、精神が試され、札束で殴り合い、資金を奪い合う世界です。
インターネットの発達により、クリックするだけ、スマホをタップするだけで取引が可能になりました。
肉体労働と対極の世界であり、肉体的な疲労を負うことはありません。
⑤一人でできる
裏返せば『孤独である』とも言えますが、【投資は自己責任】という鉄の掟の元で、判断は個人で行います。
故に、全ての取引は一人で行います。
⑥自宅でできる・満員電車に乗らなくて良い
専業トレーダーになったら、の話ですが、FXは家から一歩もでることなくやることができます。
社会性は失われますが、満員電車に揺られる生活からは解放されます。
場所を選ばない為、自宅以外でももちろん、ネット環境さえ整っていれば、どこでもできます。
旅をしながらトレードをしている方もいます。
⑦資格なんていらない
FXを始めた瞬間から、あなたはトレーダーです。
なる、と決めれば、その瞬間にトレーダーになれますし、いつでも辞められます。
18歳以上になれば、どんな人でもFXができます。
為替の世界は開かれた世界です。
⑧一生使えるスキル
FXは10年後も20年後も無くなっている、ということは無いでしょう。
FXで磨いた【投資スキル】は一生モノです。
一度身に付ければ、ずっと使えます。
⑨労働では稼げない金額が稼げる
『レバレッジ』を味方に付け、上手に使いかなせるようになると、資金の増え方は、通常の労働では考えられないぐらいに稼げるようになります。
例えば、5分で10pips動く、という事象は珍しくありません。
100万通貨だと10万円の利益になります。10万通貨で10pipsとれたら、1万円です。
『1万円』を労働で稼ごうと思ったらどれだけ大変か。
同等の金額をわずか5分で稼ぐことが可能な世界です。
⑩必要な物が少ない
身分証明証・住所証明書と、パソコンかスマートフォンがあれば始められます。
⑪チャートに張り付かなくてもできる
OCO注文や、IFD注文、IFDOCO注文を使いこなせるようになれば、チャートに張り付く必要はありません。
仕事や家事をこなしながらでも可能です。
FXのデメリット
①資金を失うリスクがある
この一点に尽きます。
投資をする者は、このリスクを背負い、受け入れ、覚悟し、投資を行う必要があります。
『投資の損失は自己責任』というのは、鉄のルールであり、『投資の世界』に一歩でも足を踏み入れたのならば、完全に受け入れる必要があります。
「投資による損失は、1円たりとも他責」にできません。
仮に、業者のサーバーダウンにより、大きな損失を被ったとしても、『その業者を利用する、という選択をしたのは自分である』と着地し、責任は自分に帰結させる必要があります。
実際は、補填が行われる場合もありますが、『資金を失うリスク』『投資は自己責任』という点は、受け入れた上で、投資の世界に参入する必然があります。
②スキルアップに時間を要する
極一部の『投資の才』を持った方以外は、結果が出せるようになるまで時間がかかります。
何事にも通ずる点ではありますが。
投資はデメリット(リスク)を受け入れ、じっくりと向き合えば、あなたの人生に大きな大きな可能性を与えてくれます。
FX業者を利用する際は、国内・海外問わず『利用規約』にしっかりと目を通し、納得と理解をした上で、利用しましょう。
国内FXと海外FXの特徴
国内FXの特徴
レバレッジ最大25倍
追加証拠金の可能性あり
口座残高がマイナスになる可能性あり
スプレッドが狭い
スワップ金利が大きい
資金の分別管理が義務付けられている
税金が『申告分離課税』に分類され、20.315%固定
国内FX業者の特徴を3つの単語で説明すると
【最大レバレッジが25倍】で、
【借金状態になるリスク】があり、
【税金が安い】
ということになります。
海外FXの特徴
レバレッジ400~1000倍(最大3000倍)
ゼロカットシステムあり
口座残高がマイナスになることはない
スプレッドが広い会社が多い
スワップ金利が小さい会社が多い
分別管理を行っていない会社もある
税金が『総合課税(雑所得)』に分類され、税率が金額によって変動
※195万以下⇒15%、330万以下⇒20%、695万以下⇒30%、900万以下⇒33%、1800万以下⇒43%、4000万以下⇒50%、4000万越え⇒55%
海外FX業者の特徴を3つの単語で説明すると
【ハイレバレッジが可能】で、
【借金状態になるリスクなし】で、
【440万以上稼ぐと国内より税金が高い(他に収入がないと仮定した場合)】
ということになります。
海外FXのメリット
①少額でできる
海外FXの最大のメリットは「ハイレバレッジ」と呼ばれる、最大レバレッジの設定値での高さです。
『ハイレバレッジ』は怖い、という意見をお持ちの方は、レバレッジの使い方、レバレッジのチカラを正しく理解していない可能性があります。
『ハイレバレッジ』自体はトレーダーにとってはメリットしかありません。
国内FXのレバレッジは最大25倍ですが、海外FXは1000倍以上のレバレッジを利用できます。
レバレッジのチカラにより、少額から投資の世界への参入が可能になります。
国内FX業者の最大レバレッジは25倍です。
ドル円で1万通貨のポジションを持つのに、証拠金が約4万4千円必要となります。
最大レバレッジが1,000倍の海外FX業者であれば、
ドル円で1万通貨のポジションを持つのが、証拠金約1,100円で可能となります。
※1ドル=110円の場合
準備資金が少額でも投資を始められるのが、海外FXの大きな強みです。
②借金するリスクが無い
FX業者は、一定の証拠金維持率を下回った段階で、自動的にロスカット(損切り)をするシステムを組んでいます。
この『自動ロスカット』の仕組みは「国内FX/海外FX」共通です。
証拠金維持率は下記の算出式で求められます。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
例として、証拠金1万円で、1ドル=110円の時に、1万通貨をロングした場合、
109.024円になった時点で、自動で損切りされます。
※自動ロスカット水準が20%の場合
海外FX業者の多くは『ゼロカットシステム』を採用しています。
このシステムのおかげで『追加証拠金』が発生することはありません。
最悪の事態が起こっても、預け入れている資金が0になるだけで済みます。
ハイレバレッジとゼロカットシステムの単体での性能、二つの相性の良さは、海外FXの最も大きなメリットです。
証拠金維持率が設定値を下回ると、「自動ロスカット」されるのは国内FX業者でも同じです。
ですが、この「自動ロスカット」は値動きが激しい場合、約定が間に合わず価格が滑ることがあります。
※スイスフランショックや、2019年1/3のフラッシュクラッシュの時など
国内FX業者ではこのようなケースに見舞われると、自動ロスカットが間に合わず、口座の残高がマイナスになり、マイナスを解消させる為の追加証拠金が必要となります。
しかし、海外FX業者の多くは『ゼロカットシステム』というシステムを採用しており、口座の残高がマイナスになった場合、FX業者がマイナス分を補填してくれます。
このシステムにより、入金分以上のマイナスが発生することがあり得ません。
言い換えると、最悪のケースが起きても口座の残高が0になるだけで済みます。
③0円で始められる
『口座開設ボーナス』を付与してくれる海外FX業者を使えば、金銭的なリスクを負わずに、FXが始められます。
口座開設のみで証拠金として使えるボーナスが付与されるサービスのこと。
入金することなく取引が開始できることから、『未入金ボーナス』と呼ばれたりもします。
金銭的にはノーリスクで取引が開始できます。
もちろん利益分は出金可能です。
ただし、付与された『ボーナスの出金』はできません。
④キャンペーンが豪華
海外FX業者は、国内FX業者では考えられないほど豪華なキャンペーンを各社が展開しています。
入金ボーナスがその最たる例です。
入金額に応じて、証拠金として使える【ボーナス】が付与されます。
『入金〇〇%ボーナス』という名称で表現され、パーセンテージに応じてボーナスが付与されます。
入金100%ボーナスの場合、1万円入金すると、入金額1万円に対して100%分(入金額と同額)の1万円分のボーナスが付与され、合計2万円分の証拠金を元にトレードを行うことができます。
このボーナスも出金はできません。
国内FXしかやったことのない方にとっては、少しビックリするサービスだと思います。
5万円を入金すれば、10万円の証拠金を持った状態で取引を開始できます。
入金ボーナスには以下のようなメリットがあります。
初期投資額が抑えられる
チャンス時に大きなロットを保有できる
通常入金時と比較して、倍の損失を許容できる
負けても通常入金と比較して、倍の経験値を積める
入金ボーナスは『少額で投資を始めたい』という方には、非常に利用価値の高いサービスであり、この国内FX業者では考えらない豪華なボーナスも海外FXの大きな強みの内の1つです。
『ハイレバレッジ』『ゼロカットシステム』『ボーナスキャンペーン』の3点は、海外FX持つ魅力であり、大きなメリットです。
海外FXボーナス比較【全32社徹底調査】この7社のボーナスが凄い【最新版】
⑤入出金がラク
国内FXは、銀行振込による入出金が主流です。
海外FXでも、銀行振込、銀行送金は可能ですが、クレジットカード入金、ビットコイン入金、オンラインウォレットを使ったbitwallet、SticPayによる入出金も可能です。
非常に利便性の高く、豊富な入出金手段が利用できるのも、海外FXのメリットです。
⑥投資商品数、種類が多い
海外FXでは、1つの口座で多数の投資商品をトレードできます。
為替はもちろんですが、為替通貨ペアの種類も、国内FX業者よりも、ずっと豊富です。
100種類以上の通貨ペアのトレードが可能な海外FX業者もあります。
ゴールド、原油などの需要の高い投資商品はもちろん、株価指数や、株式CFDなどのトレードも可能です。
株式CFDは、外国株をレバレッジをかけてトレードできます。
仮想通貨のトレードが可能な海外FX業者もあります。
仮想通貨を500倍のレバレッジをかけてトレードできる業者もあります。
多数の投資商品がトレード可能である点は、海外FXのメリットの一つです。
⑦スワップが小さい
スワップが国内FXに比べて小さく設定されている会社が多いです。
プラススワップのポジションを持ち越す場合はデメリットになりますが、マイナススワップを持ち越す場合は、メリットにもなります。
⑧MT4が使える
海外FX業者の多くはプラットフォームとしてMT4/5が使えます。
MT4の使い方さえマスターしてしまえば、複数の会社を利用しても、プラットフォームの使い方から入る必要がありません。
海外FXのデメリット
①税金が高い
海外FXと国内FXでは、収支の分類が異なります。
海外FXは、雑所得の総合課税に区分され、累進課税制度に則り、収支に比例して税率が上がります。
また、損失の繰越が出来ません。
国内FXは、雑所得の申告分離課税に区分され、一律20.315%の税率で課税され、損失の繰越が3年間可能です。
海外FXの収益が小さい内は、国内FXの20.315%の税率よりも、税率は低いです。
他の収入や、控除を考慮しないで算出すると、海外FXの収益が441万円を上回ると、国内FXの方が税金が安くなります。
②スプレッドが広い
海外FXと国内FXは、約定方式が異なります。
海外FXの多くの業者はNDD方式と採用しており、変動スプレッド制です。
国内FXの多くの業者ははDD方式を採用しており、原則固定スプレッド制です。
ドル円、ユーロドル、ユーロ円などの代表的な通貨ペアでは、国内FXのスプレッドの方が安いのは事実です。
『取引コスト面』だけをみると、デメリットではありますが、
・スキャルピングに制限がない
・自動売買ツールの使用に制限がない
などは、NDD方式のメリットです。
・顧客に不利なスプレッドの拡大がない
・ストップ狩りがない
など、NDD方式が故の透明性は、海外FXの約定方式に分があります。
③資金管理面
国内FXFX業者は資金管理について、信託保全の義務があります。
対して、海外FX業者の多くは、分別管理のみ、または分別管理+保険加入という業者が多いです。
『分別管理』と『信託保全』の現実的な違いは、その会社が倒産した際に、預け入れていた資金が戻ってくるか否か、です。
信託保全の場合は、全額返還されることが保証されています。
分別管理の場合は、保証はされていません。
しかしながら、海外FXが倒産、または、日本市場から撤退したケースであっても、資金は返還されることの方が多いです。
そもそも倒産リスクが低い業者を使う、数年間の運営実績のある業者を使う、という最低限のリスク管理は必須です。
実態があるのか、ないのかも不明な新興ブローカーが、毎年日本市場に参入してきますが、実績のないポッと出のブローカーを利用する必然性はありません。
既に、10年単位の運営実績がある海外FX業者は複数社あります。
日本の金融庁よりも厳格な、イギリスの金融ライセンスを所有している業者もあります。
『運営歴/金融ライセンス』の2つは、海外FX業者の信頼性を見極める上で、ものさしとなります。
信頼性の高い業者、日本市場での運営歴の長い業者を選択し、利用することで、資金管理面でのデメリットは、補うことが可能です。
国内FXと海外FXの準備資金の違い
投資全般にいえることですが、投資の世界は『お金がある人に有利』です。
それも、ちょっと有利、というレベルではなく、資金がある人の方が圧倒的に有利です。
お金があればあるほど有利に͡コトを運ぶことができ、お金がある人のところにさらにお金が入ってくる仕組みになっています。
特に「不動産」や「株」に関しては、顕著です。
しかし、為替はゼロサムゲームです。
この点が他の投資とは大きく異なる点であり、FXの優位性であり、少額投資が可能な理由です。
準備資金は多いに越したことはありません。
しかし、十分な資金を投資用に準備できる方はほとんどいないのではないでしょうか。
お金の無い人ほど、お金が欲しいのです。
国内FXはレバレッジ25倍です。
ドル円で1万通貨のポジションを持つのに、約4万5千円が必要です。
10万通貨のポジションを保有する為には、約45万が必要になります。
国内FXを始める本当に最低のラインが50万円、できればその倍の100万円は必要でしょう。
不動産や株に比べればだいぶ低いハードルですが、未知の世界でいきなり100万円の資金をリスクに晒すのは、怖いですよね。
さらにこれだけの資金を準備できても、レバレッジが25倍の為資金が増えていく速度は遅いです。
月利10%~20%で十分な成績と言われるのが国内FXです。
海外FXのレバレッジを1000倍とすると、ドル円で1万通貨のポジションを持つのに約1100円必要です。(1ドル=110円の場合)
10万通貨のポジションを保有する為には、約1万1千円で可能になります。
海外FXは1万円あれば、十分にスタートラインに経つことが可能です。
月利10%どころか、日利200%~300%も可能です。
レバレッジを上手く味方につければ、ですが。
厳密にいえば、海外FX業者は「口座開設ボーナス」を行っているブローカーもあるため、「始める」という点に関しては、必要な初期投資額は「0円」です。
海外FXを始めるのに必要な金額は「0円」、初めての入金額は「1万円」で充分、です。
参入するハードルの低さは海外FXの持つ強みです。
海外FXの違法性について
「海外FXって、そもそもやっていい事なの?」「法律違反で捕まってしまうんじゃ?」という疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
その警戒心は正しいです。
日本が安全過ぎる為、「海外の〇〇」というモノにちょっとした憧憬と一抹の不安を覚えることは、日本人特有の感覚かもしれません。
海外FXをやってみたい、と思われても「違法性」や「後ろめたさ」を感じながらやるのは気持ち悪いですよね。
『海外FXを利用すること』の違法性について、結論を言ってしまうと、
とかく海外FXに関しては、そのサービスを利用することに違法性はありません。
もちろん、現行の法律ならば、ですが。
日本の法律は、国内の領土内で、効力を発揮するものです。
国外に出れば日本の法律は適用されません。
今の日本の国土内で、カジノに行くことは違法ですが、アメリカのラスベガスでカジノに行って、カジノを利用しても逮捕されません。
この【各国土の範囲内で、各国の法律が適用される】という点がポイントです。
海外FX業者は、法人住所が日本にはありません。
そして、各所在地の国の法律に則って、運営を行っています。
海外FX業者は、その国の法律を守っている限り、違法性はありませんし、日本国内では、国内で海外法人のサービスを利用することに違法性はありません。
なので、現行の法律であれば、海外FX業者のサービスを利用することに違法性はありません。
むしろ、今後法律が改訂されて、これだけ魅力的で可能性に満ち溢れた海外FXが禁止されないうちに利用しておくことをお勧めしたいです。
国内FXのレバレッジが10倍に規制される⇒顧客が海外FXに逃げる⇒金融庁が海外FXを禁止する⇒国内FXのレバレッジ10倍のみ利用可能
この流れになると、初期投資額を用意できない貧者は一切の夢が見れなくなってしまいます。
海外FX利用者が唯一逮捕される可能性
海外FX業者が提供するサービスを利用した顧客が、唯一逮捕される可能性があります。
それは『脱税』です。
これはご自身が「納税のしくみをよく知らなかった」では通りません。
海外FXを利用する以上は、しっかりと税金の知識を付け、日本の法律に則って、納税する義務があります。
脱税は、まずバレます。
海外FXで利益をあげられるようにしっかりと納税しましょう。
海外FXのメリット/デメリットまとめ・国内FXと海外FXどちらを選択すべきか?
大きな違いは【借金状態になるリスクがあるか否か】です。
この1点のみでも、未経験者・初心者の方は海外FXを選択するべきです。
『国内のサービスの方が何かと安心だから・・・』という意見は真逆を行ってしまっています。
本当に正しい情報を取り入れて欲しいです。
また、税金に関しては440万円以下なら、海外FXの方が安く済みます。
これを踏まえて、上記の情報を見返すと、あることに気づきませんか?
国内FXは、『お金持ち』にとても有利なルールなのです。
既に資産を持っている人が、資産を守った上でより資産を大きくするのに、適したルールです。
この視点で『国内FXと海外FXの違い』を見ると、国内FXのルールは貧者に富みを得るチャンスを与えない仕組みに見えませんか?
裏を返すと、海外FXのルールは、とても開かれています。
持たざる者に富みを得るチャンスを提供しています。
もちろん、リスクはあります。
今、持たざる者は、知略を賭して、持っている者に挑み、勝ち取るしかありません。
海外FXは、少なくともそのチャンスは提供してくれています。
しかし、国内FXのルールでは、数十万円単位の資産では、勝負の土俵にすら上がれません。
今、『持っていない者』は海外FX一択です。
『富める者』になったら、国内FXに移行しましょう。
日本の法律は、『既に持っている投資家』にとても有利な法律です。
存分に享受しましょう。
持った状態で、『持てる者になることができたFXのスキル』を発揮すれば、さらに資産を増やすことは難しくありません。
海外FXは持たざる者が、何度でも挑戦できるルールです。
・借金状態になりたくない
・年間440万円以上の利益を出したことがない
上記2つに当てはまる方は【海外FX一択】です。
必然的にFX未経験者の方は海外FXからスタートすることになりますが、これが【正解ルート】です。
誤ったスタート(国内FXからのスタート)をされる方が多すぎて心配になります。
国内FXでは、資金力の少ない方は圧倒的に勝ちづらいルールです
年間440万円以上稼いで初めて『国内FX』も選択肢に入ってきます。
資金効率が悪いのですぐ国内FXへの移行はお勧めしませんが、
当サイトの最終回答はシンプルに
年間440万円以上勝った経験のない方は海外FXを選択するべき
という結論とします。