3つのトレードスタイルとあなた専用のトレードスタイル
『トレードスタイル』『裁量トレード/自動売買』についてまとめました。
トレードスタイルについての基礎知識を得たい方に読んでいただきたい記事です。
3つのトレードスタイル
トレードの種類・スタイルは、大きく分けて3つに分類されます。
①スキャルピング
まずは、超短期売買スタイルの『スキャルピング』と呼ばれるもの
ポジション保有時間は数分~数十分
狙う値幅は5~10pips
一日に数十回トレードを行う
一番難易度が高いとされているのが、この超短期売買スタイルのスキャルピングです。
反射神経の良さ、判断の速さ、一度の失敗のひきずらないメンタルの強さ、一日中チャートに張り付く姿勢が求められます。
この手法をマスターすれば、「トレンド相場」「レンジ相場」に左右されず、一年を通して安定した成績が出せるでしょう。
数pipsの利益でも積み重ねれば大きなものになります。
スキャルピングは禁止している業者もあります。
各社の利用規約を確認してから行いましょう。
スキャルピングでトレードをする場合は、狭いスプレッドが必須です。
スキャルピングをする場合は国内FX会社を利用した方が良いでしょう。
②デイトレード
2番目の『デイトレード』明確な定義はありませんが、下記のようなスタイルの方が多いです。
ポジション保有時間は数十分~数時間
狙う値幅は20~60pips
一日に数回トレードを行う
このスタイルでトレードを行っている人が最も多く、標準的なトレードスタイルといえます。
一日中チャートに張り付く必要がなく、指値注文等を上手く使えば、スマホで数時間に一度チャートをチェックできればトレード可能です。
チャートをずっと見られる環境ならさらに有利です。
未経験者・初心者の方はこの「デイトレ」でトレードの感覚を掴むとよいでしょう。
一度の取引ではなく、「1日トータル」さらには「1週間トータル」でプラスにすれば良い、という考え方は非常に重要です。
③スイングトレード
3番目の『スイングトレード』最もポジションの保有期間が長いトレードスタイルです。
ポジション保有期間は数日~数週間
狙う値幅は150~300pips
一月に数回トレードを行う
デイトレよりもさらにゆったりとしたトレードスタイルです。
細かい波は捨てて、大きな波を狙い、時間をかけて大きな値幅を狙います。
チャートを見る必要はほとんどありません。
このスタイルは「トレンド相場」で大きな力を発揮します。
裁量トレードと自動売買
そもそも、『裁量トレード』とは何か?
裁量トレードは、全て自分の判断に基づき、主に手動でトレードを行うトレードスタイルのことです。
対になるのは『自動売買(EA)』です。
自分で自動売買プログラムが組めるならアリ
「絶対稼げるトレード手法売ります・教えます」「必ず月〇十万円稼げる自動売買ツールを5万円で売ります」FX界隈のネット上では、このような文言が踊っています。
冷静になって、考えてみてください。
『絶対稼げるトレード手法』を手にした人間は、それを売って稼ぐ必要はありません。絶対稼げるトレード手法があるのならば、その手法でトレードし続けて、トレードで稼げばいいだけです。
自動売買ツールに対して、筆者は否定的な考えをもっています。
トレンド・レンジ相場で安定して利益を出し続ける自動売買ツールは無いと考えています。
1年の内、3か月だけ機能するツールや、100万円の資金を入れて、1年で105万円にするツールはあるとは思います。
年利で5~15%程度稼げれば良い、というスタンスで、他人が組んだプログラムに自分の大切な資金を任せて良い、という心の持ち主で初期投資資金が100万円単位で用意できる人、または自分自身でプログラムが組める人が自動売買ツールを利用するのは多いに結構だと思います。
裁量トレードを推奨したい
当サイトでは自分の頭で思考し、分析し、判断する裁量トレードを推奨します。
自分が汗水垂らして稼いだ資金を失う痛み・苦しみは初心者の心を折ります。
自分の判断が誤っていたことに気付けず、気付いた時に襲ってくる強烈な自己嫌悪感は、投資の世界以外では味わえないほど非道いものです。
しかし、これは投資の世界の側面しか見ていません。
投資が成功した時の自己肯定感、普通の仕事ではあり得ない爆発的な資金の増え方、為替の世界を知略で勝ち進んでいる時の充実感・万能感も投資の世界以外ではありえません。
裁量トレードだから苦しいし、難しいです。
全ての責任は貴方にあります。
しかし、投資の世界で生き残り、勝ち抜いて得たスキル・経験は正に「一生もの」で、今後の貴方の人生をずっとずっと豊かなものにしてくます。
苦しさの先にある恩恵は、初期の苦しみを補って余りあるものです。
あなたの性格・生活に合うトレードスタイルを見つけましょう
トレードスタイルによる難易度は【スキャルピング>デイトレ>スイング】と、一般的には言われています。
しかし、各スタイル毎に異なった難しさがあります。
チャートと向き合い、トレードの回数を重ねることで、あなたに合うスタイルを選択しましょう。
直ぐに結果を出したい、知りたい、というせっかちな性格の方はスイングには向きませんし、兼業トレーダーで、日中仕事をされている方にはスキャルピングは不可能です。
ただし、仕事中はデイトレで長めにポジションを保有し、仕事が終わったら数時間はスキャルピングを行う、というハイブリッドスタイルは実現可能です。
筆者にはスキャルピングは不向きでした。
デイトレで資金を増やし、スイングへと移っていきました。
まずは、デイトレでトレードを始めてみることを勧めます。
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