海外FX【保有可能最大ロット数】【レバレッジ制限】比較
最大保有可能ロット数とレバレッジ制限は各社で条件が異なる
『1注文あたりの最大ロット数』と『1口座内で保有可能な最大ロット数』の2項目について各社で
FXで勝てるようになってきたトレーダーは『ロット数を上げること』によって、より大きな利益を上げることが可能になります。
海外FX業者では、各社によって、最大発注可能ロット数や、最大保有可能ロット数に上限があります。
また、アカウント内残高や、保有ロットが上がることにより【レバレッジ制限】がかかるのが一般的です。
本記事では、海外FX業者毎の「最大保有可能ロット数」と「レバレッジ制限」の2点について比較し、まとめました。
比較対象の海外FX業者9社
以下の9社について、比較を行いました。
- XM
- LANDFX
- GemForex
- TitanFX
- HotForex
- iFOREX
- AXIORY
- Exness
- FXGT
なお、全社スタンダード口座を比較対象としてます。
最大保有可能ロット数
『1注文あたりの最大ロット数』と『1口座内で保有可能な最大ロット数』の2項目について各社で比較した表を以下にまとめました。
業者名 | 1注文あたりの 最大発注可能ロット数 |
1口座内で 保有可能な最大ロット数 |
XM | 50ロット (500万通貨) |
10,000ロット (100,000万通貨) |
LANDFX | 30ロット (300万通貨) |
100ロット (1,000万通貨) |
GemForex | 30ロット (300万通貨) |
30ロット (300万通貨) |
iFOREX | 50ロット (500万通貨) |
通貨によって異なる (ドル円で150ロット1,500万通貨) |
HotForex | 60ロット (600万通貨) |
60ロット (600万通貨) |
TitanFX | 100ロット (1,000万通貨) |
100ロット (1,000万通貨) |
AXIORY | 1,000ロット (10,000万通貨) |
1銘柄の最大は1,000ロット(10,000万通貨) |
FXGT | 50ロット(500万通貨) | 約200ロット(2,000万ドル相当) |
Exness | ・7:00 – 20:59 GMT+0 ⇒200ロット(2000万通貨) ・21:00 – 6:59 GMT+0 ⇒20ロット(200万通貨) |
ポジション数に上限なし |
XM は、1回の発注で最大50ロット、ポジション数の上限が200なので、最大10,000ロットまで保有できます。
1回の発注での最大数値は AXIORY の『1ショットで1,000ロットまで可』という数値です。
Exness は、時間帯によって、最大発注可能ロット数が異なりますが、ポジション数に上限はありません。
証拠金さえあれば、制限なくポジションを保有できます。
1ショットの上限値を大きい順に並べると
AXIORY > Exness > TitanFX > XM = iFOREX = FXGT
となります。
レバレッジ制限
アカウント内の残高が増えてくると、各社で【レバレッジ制限】がかかるようになります。
『保有ロット数』によるレバレッジ制限もあります。
各社でその条件、制限内容を比較しました。
なお、投資商品毎に最大レバレッジは異なるのが一般的です。
表内では【為替通貨ペア】について比較しています。
業者名 | アカウント内残高による制限 | 保有ロット数による制限 |
XM | ・全アカウント内残高の合計が20,000ドル以上になると200倍に制限
・全アカウント内残高の合計が100,000ドル以上になると100倍に制限 |
なし |
LANDFX | ・50,000ドル以上になると200倍に制限
・100,000ドル以上になると100倍に制限 |
・保有ポジションが50ロット以上になると200倍に制限
・保有ポジションが100ロット以上になると100倍に制限 ・保有ポジションが100ロット以上になると50倍に制限 |
GemForex | 200万円以上になると500倍に制限 | なし |
iFOREX | なし | なし |
HotForex | 300,000ドル以上で、50Lot以上の保有ポジションがある場合75倍に制限 | 併せて左記に記載 |
TitanFX | なし | なし |
AXIORY | ・100,001ドル以上になると300倍に制限
・200,001ドル以上になると200倍に制限 |
なし |
FXGT | なし | 取引ボリューム(USD)によって制限 ・0~1,000,000⇒500倍 ・1,000,000~2,000,000⇒200倍 ・2,000,000~3,000,000⇒100倍 ・3,000,000~5,000,000⇒50倍 ・5,000,000~⇒20倍 超過分に対して上記のルールが適用される |
Exness | ・0 – 999(ドル)⇒無制限 ・1,000 – 2,999⇒2000倍 ・3,000 – 9,999⇒1000倍 ・10,000 – 19,999⇒600倍 ・20,000 – 49,999⇒400倍 ・50,000 – 199,999⇒200倍 ・200,000以上⇒100倍 |
なし |
レバレッジ制限は、原則として【投資家および自社】を守る為に制限されます。
制限されないから良い、制限されるから悪い、と短絡的に判断はできません。
しかしながら、iFOREX と TitanFX の【レバレッジ制限なし】はなかなかに光ります。
アカウント内残高が増え、扱うロット数が大きくなってくると、各社のレバレッジ制限の枠内でトレードを行う必要があります。
制限直後は証拠金の変動に多少戸惑うかもしれませんが、いずれ慣れるでしょう。
ロット上限・レバレッジ制限ルール比較まとめ
各社で定められたロット数上限、レバレッジ制限ルールを加味し、ご自身にとってベストな業者を選択する必要があります。
レバレッジ制限がかかるようになったら、トレーダーとしては確実に階段を一つ登ったことになります。
一つの勲章を手に入れた、ぐらいの感覚で対応し、より大きな利益を上げていっていただきたいです。
本記事の比較内で特徴のあったブローカーをまとめます。
▼1ショット200ロットまで発注可能で、ポジション数に上限のないExness
Exness のトレーディング環境はスプレッド設定も非常に優秀で、利用者が急増しているブローカーです。
Exness公式サイト
▼レバレッジ制限を受けずに大きなロット数が入れられるTitanFX
レバレッジ制限がかからず常に500倍のレバレッジがかけられるのは、他社にはないTitanFX の特徴です。
TitanFX公式サイト
▼最大レバレッジ400倍でレバレッジ制限なし、ドル円なら150ロット入れられる iFOREX
海外FX業者No1の投資商品数を誇る老舗ブローカーです。
iFOREX公式サイト
▼1ショット1,000ロット発注可能なAXIORY
アカウント内残高が増えてくると、資金を預け入れる業者の信頼性も重要になってきます。
実質信託保全である旨を明言しているのは AXIORY だけです。
AXIORY公式サイト
『最大保有可能ロット数』『レバレッジ制限ルール』に関しては、本記事で紹介した全ての業者が各社公式サイトにて詳細な情報開示が行われています。
気になる海外FX業者がありましたら、各社の詳細ページをご一読いただけると嬉しいです。