海外FX業者【最大レバレッジ】比較【ハイレバはメリットしかない】
海外FXの大きな強みの一つに『レバレッジ』の大きさが挙げられます。
海外FX業者によってレバレッジの設定値は異なります。
本記事では、レバレッジの数値について比較しました。
ハイレバレッジはメリットしかない
「レバレッジ」は直訳すると「てこ」であり、レバレッジのチカラを使うことで、少ない資金で大きな額の取引が可能となります。
海外FXのチカラの根幹を成す部分です。
レバレッジが使えるからこそ、大きな資金を持っていない者であっても投資の世界への参入が可能であり、スキル次第でゼロサムゲームの為替の世界でのし上がることも可能になります。
「ハイレバは怖い、レバレッジを掛け過ぎては危険」という考え方の人も居ると思いますが、基本的には【低レバで運用可能なほどの大きな資金】を既に持っている人の言い分です。
世の中の大半の人、「心の底からお金が欲しい」と思っている人ほど、お金が無いのが現実です。
世の中の99%以上の人は「お金持ち」ではありません。
お金はお金を生みます。
お金のあるところにお金はさらに集まってくる仕組みが出来上がっています。
特に日本では世襲制という悪習が根強く、お金持ちの家に生まれた子はお金持ちのまま親になり、お金持ちの家の子を産みます。
お金があれば、敷かれたレールや、先の見える川の流れのような人生のルートを、願った通りの行き先のレールに敷き直し、川の流れを自在に変えられるようになります。
そのお金を得る可能性を手にすることができるのが『投資』です。
初期投資を限りなく抑え、少額から参入できるのが海外FXなわけですが、それを可能にしているのが、この『レバレッジ』の高さです。
本当に凄いチカラです。
海外FX業者では、口座開設時や、追加時に「レバレッジを選択」できる業者が多いですが、最大数値を選んだ方が良いです。
レバレッジを低く選択するメリットは一つもありません。
「レバレッジを抑えたい」のであれば、ロット数を調節することで『自分でコントロール』すればOKです。
拘束される証拠金も少なくなり、証拠金維持率は高まり、損失に耐えられるpipsも大きくなります。
レバレッジ選択は【最大の数値】を選択しましょう。
もちろん【ゼロカットシステム】有りの海外FX業者の話です。
海外FX業者によるレバレッジ制限
トレーダーにとってはメリットしかない『ハイレバレッジ』ですが、FX業者からすれば、良いことばかりではありません。
顧客がマイナス残高を出した場合「ゼロカット」の際のマイナス額はFX業者が補填します。
スイスフランショックの際は、ゼロカットの補填額が大き過ぎて倒産した業者もありました。
業者が一番困るのは『大きな枚数で、大きな値幅』によってマイナス残高の数値が大きくなることです。
値幅に関しては「各社の約定力をあげる」ことで対応するしかありません。
しかし、月曜日に大きな窓が開いた時などはどうしようもありません。
「ハイレバレッジ」によって大きなロット数が保有できてしまい過ぎるのも業者としてはリスクになります。
その為、多くの海外FX業者では『アカウント内残高』と『保有ロット数』によって、レバレッジ制限をかけています。
この『レバレッジ制限』に関しては仕方のない措置ですし、アカウント内残高が増えてくるとレバレッジに頼らなくてもそれなりのロット数が保有できます。
ただ、この制限条件も各社で個性があります。
業者毎の制限条件の違いはこちらの記事にまとめてあります。
レバレッジで海外FX業者を比較
前置きが非常に長くなりましたが、主要な海外FX業者11社を対象に最大レバレッジの高さをランキングで一覧表にまとめました。
なお、各社で「最大レバレッジが出せる口座」による比較です。
▼最大レバレッジ比較表
業者名 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
Exness | 21億倍 | 0% |
FBS | 3,000倍 | 20% |
IS6FX | 6,000倍 | 20% |
HFM (旧HotForex) |
1,000倍 | 10% |
XM | 1,000倍 | 20% |
TitanFX | 500倍 | 20% |
LANDFX | 無制限 | 0% |
FXGT | 1,000倍 | 20% |
iFOREX | 400倍 | 0% |
AXIORY | 400倍 | 20% |
ランキング上位社について、少し補足します。
1位/Exness
▼Exnessのスペック早見表
最大レバレッジ | 無制限(21億倍) |
ロスカット水準 | 0% |
スプレッド | ドル円1.1pips(スタンダード口座) ドル円0.7pips(プロ口座) |
投資商品 | 為替通貨ペア/107種類 貴金属/10種類 エネルギー/2種類 インデックス/10種類 株式CFD/78種類 仮想通貨/34種類 |
口座の種類 | 4種類 |
ライセンス | FCAライセンス:イギリス CySECライセンス:キプロス FSAライセンス:セーシェル FSCAライセンス:南アフリカ CBCSライセンス:キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行 FSCライセンス:英領バージン諸島 FSCライセンス:モーリシャス |
運営開始 | 2008年 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
Exness の最大レバレッジ無制限であり、証拠金としての拘束がほとんど発生しません。
システム上ではレバレッジ21億倍として証拠金が算出されていますが、よほど大きなロットを保有しない限りは0です。
また、『ロスカ=ゼロカ』という業者なので維持率0%まで損失が許容できます。
非常にトレーダー優位なスペックです。
Exness というブローカーは2020年3月に日本に再進出してきたブローカーです。
知名度は非常に低いのですが、運営母体はFCAライセンスとキプロスライセンスという高信頼度ライセンスを所有している、とてもしっかりした企業です。
レバレッジ21億倍が使えるようになるには2つ条件があり、当然ですがアカウント内残高によってレバレッジ制限もあります。
Exness の強みは、レバレッジの高さだけでなく【低スプレッド】【スワップフリー】【ライセンスの信頼性の高さ】など複数存在します。
2020年から爆発的に利用者が増えているブローカーです。
Exness についての詳細はこちらの記事にまとめてあります。
Exness公式サイト
2位/LANDFX
▼LANDFXのスペック早見表
レバレッジ | 無制限 |
ロスカット水準 | 0% |
スプレッド | ドル円0.8pips |
通貨ペア | 為替通貨ペア/67種類 貴金属/2種類 エネルギー/3種類 株価指数/6種類 |
口座の種類 | 4種類 |
ライセンス | FSAライセンス:セントヴィンセントグレナディーン |
運営開始 | 2013年 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
LANDFX は2022年3月にサービス内容をリニューアルし、最大レバレッジ無制限、ロスカット水準0%という口座スペックに変更されました。
Exness のサービス内容をトレースした形ですが、レバレッジ無制限の利用条件が無い点がLANDFXの良い点です。
以前は、最大レバレッジ500倍という設定値でした。
Exness と比較するとスプレッド、スワップ、投資商品数、入出金方法の豊富さ、ライセンスの信頼性など、様々な要素で LANDFX が劣ります。
詳細はこちらの記事をご一読ください。
LANDFX公式サイト
3位/IS6FX
▼IS6FXスペック早見表
レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
スプレッド | ドル円1.6pips |
投資商品 | 為替/34種類 貴金属/2種類 エネルギー/2種類 株価指数/7種類 |
口座の種類 | 5種類※ボーナスが利用できるのは【スタンダード口座】 |
ライセンス | FSAライセンス:セントヴィンセントグレナディーン |
運営開始 | 2016年 |
プラットフォーム | MT4/MT5 |
IS6FX は限定口座として最大レバレッジ6000倍の『レバレッジ6000倍口座』があります。
なお、最低入金額50ドル、入金上限額3万円という縛りがあります。
この口座は、IS6FX の最大の強みである入金ボーナスが利用できません。
最大レバレッジの数字自体は凄いのですが、他の取引環境を鑑みると Exness に大きく劣ります。
IS6FX公式サイト
4位/FBS
▼FBSのスペック早見表
レバレッジ | 3,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
スプレッド | ドル円2.0 pips(スタンダード口座) |
投資商品 | 為替通貨ペア/37通貨 株/66種類 CFD/6種類 貴金属/4種類 |
口座の種類 | 5種類 |
ライセンス | CySECライセンス:キプロス IFSCライセンス:ベリーズ |
運営開始 | 2009年 |
プラットフォーム | MT4/MT5/FBS Trader |
FBS は『レバレッジ3000倍』というのが一つの特徴であるブローカーです。
Exness のようにレバレッジ解放条件もなければ、数量限定口座でもありません。
レバレッジ3000倍だと、「ドル円=110円」ならば、1万通貨のポジションを367円で保有できます。
レバレッジ3,000倍で5位ですが、充分過ぎるチカラです。
FBS公式サイト
海外FX業者でハイレバレッジのチカラを理解し、活かす
『ハイレバレッジ』のチカラを理解し、利用し、稼げるようになっていっていただきたいです。
レバレッジはトレーダーの味方です。
レバレッジのチカラを臆することはありません。
なぜかというと、最後の受け皿として『ゼロカットシステム』があるからです。
これがあるからこそ海外FXのチカラは強いです。
どれだけレバレッジをかけて、最悪の事態が起きてもアカウント内残高が0になるだけです。
『最悪の場合起こり得るリスク』である「アカウント内残高0」が許容できるのであれば、レバレッジのチカラは思う存分使ってOKです。
レバレッジのチカラを理解し、活かし、強いトレーダーになっていただきたいです。
なお、XMは長年最大レバレッジ888倍で運営されてきましたが、2022年に最大レバレッジ1000倍に引き上げられました。
IS6FXは限定口座という形でレバレッジ6000倍の口座を提供しており、海外FXの最大レバレッジ競争は激化してきています。
その火付け役となったのは、Exness の日本市場進出です。
Exness のレバレッジ無制限は強いサービスであり、スプレッドの狭さやスワップフリーというレバレッジの高さ以外の取引環境も強いです。
LANDFX も無制限レバレッジを提供していますが、他の要素が Exness に劣ります。
もし、あなたが最大レバレッジの高さの優位性を求めるならば Exness 一択です。
もちろん、入金ボーナスの優位性やその他の要素を求めるならば、別の海外FX業者も視野に入れて複合的に検討する必要があります。
気になる海外FX業者がありましたら、各社の詳細ページをご一読いただけると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。